島根県松江市の黒潮社

2016.06.02 自分史

personal history

 

自分史と聞くと、

定年退職した方々が、自分の生きてきた軌跡をまとめて文章化し、

自費出版するというイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。
しかし、その場合だと手間、時間、お金がかかり、

また文章が得意でない方は自分史を書こうとは思わないでしょうし、

若い方であれば尚更自分史を書くには早すぎると思うのではないでしょうか。
自分史とは、自らの歴史をまとめたものであり、

形式や表現方法は自由です。

最初はメモ書きでも良いでしょうし、

簡単な年表を作ってみたり、写真を整理してアルバムにしたり、

いろいろな形でまとめることができます。

そして自分史を作ることで、以下のようなメリットがあります。

 

 
1.自分をよく知ることができる

自分のことはよく知っているようで意外に知らないものです。

人生の中で様々な経験をしてきたことを書いてみることで、

自分のことを客観的に見ることができるようになり、

しっかりした自己認識が持てるようになります。

 

 

2.夢や目標、生きがいを見つけることができる

過去を振り返ることで、

自分の好きだったことや得意だったこと、

今までどんなことで周囲からほめられたり、感謝されたり、

またうれしかった事などを思い出すことで自分の個性や強みが見えてき、

そこから夢や目標を明確にしたり、生きがいを見つけたりすることができます。

 

 

3.自信、自尊心が高まり、主体性を持って生きられるようになる

自分の人生を振り返ると、

勉強やクラブ活動、習い事、交友関係、恋愛、仕事、結婚等、

数々の経験をしてきたんだということが見えてきます。

自分はこれだけのことを学び、経験し、達成しているのだと、

自分に自信を持ち、自尊心を高めることができます。

 

 

4.自分の生きてきた軌跡を残せる

自分史を形にすることで、家族や友人、知人等沢山の方々に

自分の生きてきた軌跡を伝えることができます。

自分の経験は完全なオリジナルであり、同じ経験をしている人はいません。

だからこそ、自分の体験、経験をを記録し、後世に残すことが

社会にとっても大きな意義があります。

 

 

5.脳を活性化できる

自分史を作る際、様々なことを思い出そうとし、

それを表現し、まとめようとすることで脳が活性化されます。

認知症予防には、日々、自分の脳の前頭葉を活用し、

創作、回想、工夫、応用などをすることが重要になってきます。

その中でも過去を思い出し、日記を書くことや、自分史をまとめることは、

最高の認知症予防のための作業だと述べられる医療関係者の方もいます。

 

 

6.自分のことをうまくアピールできる

自分のことをよく知ってもらうためには、

自分のことをストーリーとして語ることが有効な手段です。

ストーリーの場合だと印象に残りやすく、覚えてもらいやすいからです。

自分史をまとめてみることで、

自分をアピールするためのストーリーになる素材を

たくさん見つけることができます。

 

 

7.コミュニケーションを深めることができる

家族内でも、自分の父親、母親、祖父、祖母がどのように生きてきたか、

実際にはよく知らないという方が多いと思いますが、

そういったことがわかるとコミュニケーションがしやすくなります。

両親や祖父、祖母の自分史をつくってあげれば、

その自分史をつくる過程自体がいいコミュニケーションになります。

 

 
長くなりましたが、このように自分史をつくってまとめてみることには、

いろいろなメリットがあります。
また自分史を作ること自体に、何かを作るときの達成感や、

新しい自己発見をしたときの喜びがあります。

例えば、自分史をまとめているうちに、子供のころの友達のことを思い出し、

インターネットで名前を検索するとその友達を発見でき、

久しぶりに再開できたといった、自分にとっての新しい出会いや展開が生まれることもあります。

ぜひ、自分らしく幸せに生きるために自分史を作ってみてはいかがでしょうか。

弊社は自分史を製作する方をしっかりサポート致します。

 

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